国際文化研究科 国際文化専攻博士前期課程(留学時:学部1年)
留学スタイル 派遣留学
留学先:アビリン・クリスチャン大学(アメリカ)
留学期間:2019年8月~2019年12月
派遣留学に応募しようとしたきっかけを教えてください。
私は、臨床心理学を専攻しており、個別指導の塾講師のアルバイトをしていました。同じ日本人でも一人ひとりそれぞれに見合った対応が求められていて、これが海外の場合であれば、どれだけ差が出るのかと興味を持って、留学を希望しました。その中でもアメリカを選んだ理由は、以前に本学の海外ジョブトレーニング制度でニュージーランドを訪れていたので、英語に馴染みがあったこと、アメリカ人は多種多様な人種の方がたくさんいるので、様々な価値観の人と触れ合えるのではないかと考えたからです。
留学をして自分自身のここが変わったなと思うところがあれば教えてください。
日本とアメリカの大学生の勉強への意識の違いを痛感しました。日本では、大学に単位を取るためだけに授業に出席しているだけに感じる学生が見受けられますが、アメリカの学生は自分のやりたいことに対し、自ら勉強をしている印象を受け、授業や課題への取り組み方の姿勢が大きく違うと感じ、とてもいい刺激を受けました。また、留学したことで客観的に物事を見ることが出来るようになったと感じてい
ます。これは、これから心理学の勉強を続けていくにあたり、自分と相手が必ずしも同じことを考えているわけではないという基本に立ち返れたと思います。
留学を考えている方へアドバイス
留学に行く理由は何でもいいと思います。私自身もアメリカに行ったことがないから行ってみたいというのが派遣留学応募した理由でした。振り返ってみると留学は語学力だけではなく、自身の様々な面での成長に繋がる貴重な経験だったと感じます。現在はコロナで、海外に出て行くチャンスも少なくなってきているため、機会があれば是非そのチャンスを見逃さないようにしてもらいたいなと思います。