九州産業大学

国際交流センター Center for International Affairs

お知らせ

GLPの報告【GLPⅢBグローバル人材 株式会社安川電機講演】

2023-11-23

GLPⅢBグローバル人材

10月24日(火)グローバルプラザにて、第8回の講義が行われました。

今回は、株式会社安川電機 インバータ事業部 技術部 ソリューション開発課 課長 野々山 和徳氏 (以下「野々山氏」)、技術部 技術開発課 課長補佐 内野貴裕氏(以下「内野氏」)のお二人をお招きし、   「安川電機での海外駐在事例について」をテーマに、講義いただきました。

 

1.株式会社安川電機について

株式会社安川電機(以下「安川電機」)は、産業用ロボットなどのメカトロニクス製品の製造を行うメーカーです。現在は自動車、電気自動車(EV)、半導体、電子部品などの産業の高度化の貢献に加え、エレベーター、空調、オイル・ガスなど、私たちの暮らしに必要な社会インフラを支えています。海外展開については、世界約30カ国にビジネス拠点を展開し、生産拠点を10カ国に設置しています。特にアメリカ、欧州、中国などで事業を展開しています。

 

2.海外で働くことについて

野々山氏は、海外赴任の際に、真面目に仕事に取り組む姿勢が現地従業員からの信頼につながり、仕事が円滑に進むようになったと述べられ、現地従業員との信頼関係構築の重要性について教えていただきました。また、内野氏からは、英語は手段でしかなく、英語が話せることよりも伝えたいことを伝えることができるコミュニケーション能力が重要であるとアドバイスをいただきました。

 

〈学生の感想〉

英語力の高さよりも、伝えたいという意思がしっかりとあれば、コミュニケーションをとることがきます。そしてコミュニケーション力と、パーソナリティがあれば怖くないと知り、自信を持って自分を信じることの大切さが分かりました。また、就職活動での企業選択の際には、安川電機のように唯一無二の技術を持つ「強み」に共感し、貢献したいと思えることが重要であるとあらためて思いました。