九州産業大学

国際交流センター Center for International Affairs

お知らせ

GLPの報告【GLPⅠ国際教養 木下山多氏 講演】

2022-11-29

GLPⅠ 国際教養

 

11月11日(金)グローバルプラザにて、第9回の講義が行われました。

今回は、合同会社un-Limited School 代表 木下山多氏をお招きし、「究極のグローバルリーダーとは?」というテーマで、講義いただきました。

木下氏は、グローバルリーダーに必要な要素として、「リーダーシップの本質的理解」と「グローバル   マインド」を挙げられました。優れたリーダーとなるためには、正論を言うことだけが効果的なコミュニケーションであるとは限らないということを理解し、相手との信頼関係(以下「ラポール」)を築いたり、相手の気持ちに寄り添ったりすることが大切であるとお話いただきました。

 

ラポールを築くためのポイントは、「相手をよく観察し、無意識的ペース(声の大きさや身振り手振り  など)を合わせること」と教えていただきました。受講生は、聞き手役と話し手役に分かれ、3つのシ チュエーションでデモンストレーションを行いました。活動を通して、相手の無意識的ペースに合わせることの大切さを実感した様子でした。

現代社会は、国際化(Internationalization)の時代からグローバル化(Globalization)の時代に変容  しており、「世界の中の日本」という考え方が大切であると述べられました。

 

世界にある4つの文化コード(code=社会の価値基盤)のそれぞれの特徴について解説していただき  ました。海外渡航する国や相手がどの文化コードに属するのか知ったうえで接することで、相手への理解が深まり、円滑なコミュニケーションに繋がることを教えていただきました。

 

<学生の感想>

講義では、木下さんの蓄積してきた効率的なコミュニケーションの取り方を、理論に基づいて教えていただきました。声のトーンや話す速さ、熱量などといった、相手にあったコミュニケーションをとることの大切さを学ぶことができました。特に、講演の始まり方が非常に引き込まれるもので、常に話に聞き入ることができました。