GLPⅣ（海外インターンシップ）

６月１７日（木）グローバルプラザにて、第９回目の講義が行われました。

今回は、不二精機株式会社総務部総務室大内田侑翼主任補佐より「会社概要と海外進出の展望」に

ついて、講演いただきました。講義では、会社概要及び８割強のトップシェアの実績を誇る

「おにぎりマシン」を始めとする関連製品の紹介がありました。

また、先進技術で日本の食文化をリードするために、製品の改良と開発が常に求められており、

コロナ禍においてもボタンに触れずに利用できる製品や人が常駐せずとも温度管理が可能な製品

の開発に呼応した事業を展開しなければならない旨を述べられました。

現在、ヨーロッパでは「寿司」がブームとなっており、寿司に関連した製品の需要が高まっている

こと、そのニーズに応えるためには地域性を把握している現地会社との信頼が求められ、誰でも

扱いやすい高性能な製品を開発し、実績を出していくことが必須となる旨を説かれました。

これからは「世界の美食を日本から発信、日本の美食を世界に発信」という言葉をモットーに、

様々な業界に踏み込めるチャンスでもあり、食を通じて日本文化、そして日本の良さを海外に広めて

いきたい、と未来に向けての思いを語られました。最後に、仕事に関係がないことや、興味がないと

思っていることでも、スキルを高めることに繋がる可能性は多いにあるので、自信を持って何事にも

チャレンジして欲しいとメッセージを送られました。

【参加学生　コメント】

不二精機株式会社は顧客の希望に応じて、そのニーズに合った機械の製造・販売をしています。

例えば、顧客の工場の広さに合わせ、製造ラインの機械の長さを調整したり、オプションで特注の

製品を加えたりしながら、柔軟に対応していることから、海外でも高い販売実績を誇っています。

また美味しい日本料理を世界中に届けるため、食べ物の形状や食感などを細部まで追求し、既存の

機械を進化させており、今までない機械の開発に向けて、日々挑戦している企業です。私も、この

企業のように革新と挑戦の心を持って、自分自身の芸術制作に取り組んでいきたいと思います。