九州産業大学

国際交流センター Center for International Affairs

お知らせ

GLPの報告【GLPⅢ・Ⅳ・Ⅴ共通授業 ラフィーネインターナショナル 講演】

2022-11-24

GLPⅢ・Ⅳ・Ⅴ共通授業

11月15日(火)グローバルプラザにて、第22回の講義が行われました。

今回は、本学の卒業生である 株式会社ラフィーネインターナショナル 取締役 木稲淳一郎氏をお招きし、 「活躍できる人材になるために~イノベーティブ人材~」について講義いただきました。

 

1.現在の日本経済とこれからの社会で求められる人材

初めに、世界競争力ランキング推移やOECDによる各国GDP成長率が分かるグラフをもとに現在の日本経済について説明いただきました。木稲氏が考える「企業にとって今後必要なこと」として、人材の流動化など変革を促す環境を作ること。長期的な視点で見ると、イノベーティブな人材の育成が必要であることをお話いただきました。また、これからの社会で求められる人材として、9つのスキルと3つのマインドを挙げられ、その中でも、全ての物事を自分ごととして捉え、自ら考えて行動する「主体性」が大切であると述べられました。

 

2.自分の将来設計を考える(個人ワーク)

木稲氏のキャリアプランをお話しいただいた後、学生も一人一人、人生設計を考え、発表しました。   「一度きりの人生を楽しむために、どのように生きていきたいかを考えること」「目標達成に向けて、  逆算し、自分が今すべきことを考えて行動すること」の大切さを述べられました。

 

3.お客の絶えないランチスポットの企画提案(グループワーク)

「新たな価値を創造する」をポイントに、「大学周辺に人気のランチスポットを作る」というテーマに    ついてグループで協議しました。企画する際には、「ターゲットとする顧客はどう思うか」という視点が大切であること、また、会議をする際は、自分が正しいと思い、意見を通そうとするのではなく、それ   ぞれ異なる視点をもっているため、他者の意見を受け入れることの大切さを教えていただきました。

 

<学生の感想>

私は、「これから日本で働く上で海外との関わりは、切っても切れない関係にあり、その中でグローバル人材として、情熱、意欲、主体性をもっている人材が活躍する」というお話が特に印象に残っています。日本は、少子化に伴う市場規模の縮小や労働者の高齢化という現状があります。日本が生産性を上げるには、木稲さんが述べられた3つのマインドが重要になるのではないかと感じました。「自分は何がやりたいのか」「何を達成したいのか」という目標を立て、目標に向かって、周りの人を動かせるパッションをもち、情報収集することが、これから社会に出る私たちには必要であると思いました。