九州産業大学

国際交流センター Center for International Affairs

お知らせ

GLPの報告【GLPⅡ特別講義 JICA九州 講演】

2022-11-17

GLPⅡ 特別講義
11月8日(火)グローバルプラザにて、第8回の講義が行われました。
今回は、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)九州センター(JICA九州)の市民参加協力課               山崎正則氏をお招きし、「国際協力機構の取り組み」について、講義いただきました。
講義は、グループワークを中心に進められ、各グループにJICA職員の方も入っていただきました。

 

「日本における外交はなぜ大切なのか。」という問いかけの後、JICAのビジョンである「信頼で世界を    つなぐ」をもとにJICAの取り組みについて説明いただきました。

日本は少子高齢化により労働人口が減少しており、労働人口を増加させる必要があることから、外国人の受入を積極的に行い、人材を確得していること。また、そのためにも共に生きる豊かな社会の実現に向けて、多文化共生の大切さを伝えていかなければならないと述べられました。

 

グループワークでは、「過疎地域が抱える課題を解決するためにどんなプロフェッショナルを呼ぶか」      という課題について検討しました。

JICA職員の考えも伺いながら活発に意見を交換する姿が見られ、「有名なパティシエに特産品の果物を使ったスイーツを開発してもらう」、「インフルエンサーに村を紹介する動画を投稿してもらう」など、   それぞれのグループから発想力豊かな意見が出されました。JICAの職員も一緒にグループワークに入ってくださったことで、学生も新たな気付きがあったようです。

 

<学生の感想>

グループワークでは、狭い視野で捉えていたため、すぐに意見が出詰まってしまったが、JICAの職員の方からアドバイスをいただき、自分の日常生活と照らし合わせながら考えることで、意見が沢山出るようになりました。また、広い視野で物事を捉えているJICAの方々から大きな刺激を受けました。                    このことから、問題を解決する際、多面的な見方や自分たちの生活に照らし合わせて考えること、柔軟な対応力と物事の考察力をもつことが大きな問題の解決に繋がると思いました。