九州産業大学

国際交流センター Center for International Affairs

お知らせ

GLPの報告【GLPⅡ特別講義 国連ハビタット福岡本部 講演②】

2022-11-10

GLPⅡ 特別講義

10月25日(火)グローバルプラザにて、第7回の講義が行われました。

今回は、国際連合人間居住計画(以下「国連ハビタット」)福岡本部(アジア太平洋担当) の本部長代理 ブルーノ・デルコン氏をお招きし、「世界の都市問題と国連ハビタットの取り組み」について、講義いただきました。

デルコン氏がスラム街の写真や、プロジェクトにより生活の質が改善された地域の写真を提示し、受講生に様々な問いかけをされながら、スラムが抱える問題や改善策について説明いただきました。その土地に住む人々の居住環境を良くすることだけでなく、根本的な解決を目指すためには、人々の雇用を改善して、教育を受けてもらうことが大切であるとお話しいただきました。

課題解決に対する取り組みでは、コミュニティの大切さや小さな改善の積み重ねが大きな変化へと繋がることを教えていただきました。

 

今回のケーススタディでは、ミャンマーの都市問題に関する写真を見て、「その地域が抱える問題と課題は何か。」「その地域に住む人々の生活の質を向上させるために、どんなことを提案するか。」という2つの問いについて、グループごとに考え、発表しました。

<学生の感想>

スラムが抱える課題と課題解決に向けた国連ハビタットの活動について学びました。見た目の良い新築物件や頑丈な建物で安全に暮らすことだけではなく、住む人々の「生活の質」を考えることがとても重要であると思いました。